市民ファーストな交流スペース「IYO夢みらい館」へ
- 2021年04月01日
2019年にオープンした文化交流センター「IYO夢みらい館」。
スタイリッシュなデザインの建物は
市民を中心に、たくさんの人に開かれた場所です。
CONTENS
「まち・ひと・文化」が出会い、つながる
IYO夢みらい館(伊予市文化交流センター)は、「文化ホール」「地域交流館」「図書館」が、「縁側モール」と呼ばれる空間でつながった複合施設です。テーマは、「まち・ひと・文化」が出会い、つながる。軽い食事や飲み物を楽しみながら過ごせる「IYOラウンジ」(現在、新型コロナウイルス感染症対策のためテーブルとイスを撤去中)、伊予市ゆかりのクリエイターさんの作品をリレー形式で展示している展示スペースなど、誰もが気軽に立ち寄って利用できる工夫がされています。
誰もが気軽に芸術文化活動
地域交流館では、会議室、多目的室、料理研修室、工芸室、スタジオ、和室をレンタルすることができます。防音設備が整っているスタジオ2・3は午前の部の場合3時間550円(税込 ※空調代は別途)で、電子ピアノやドラム、アンプなども使用可。夜は午後の部だったら22時まで開放されていて、子どもから社会人まで幅広く使いやすい価格設定になっています。
市民ファーストな予約システム
各施設は、市内・市外で予約受付可能日が異なっており、市内利用者の方が優先して予約できる「市民ファースト」なしくみ。写真は、料理研修室。うつわや器具もそろっていて、使いやすいと評判です。予約状況は、ウェブサイトで確認することができます。
https://www.city.iyo.lg.jp/shakaikyouiku/yumemirai/20190616_01.html
予約なしで自習学習に無料で利用できる「学習コーナー」も人気です。
参加型の図書館を目指して
市民図書館では、「本に親しむ」ためのさまざまな工夫がされています。テーマを決め、利用者のコメントとともに本のディスプレイをしたり、文化ホールで収録した読み語りの動画をYouTubeで公開したり。自宅にいながら図書館とつながるような取り組みも行っています。
図書館受付の横には、図書除菌器を設置。ボタンを押したら30秒で、紫外線による除菌、送風によるほこり除去、消臭抗菌剤で臭いを除去ができるようになっています。
グラデーションのある配置
親子で読み聞かせを楽しめる子ども図書エリア、一般図書エリア、中高生向けのYAコーナー、静かに本を読むための「サイレントルーム」…。グラデーションを持たせた設計がされているので、違う目的で集った人たちがストレスなく過ごすことができます。2階とのつながりも感じられる開放的なデザインも魅力です。
親子が安心して利用できるコーナー
「読み聞かせコーナー」は靴を脱いで上がれるスペースになっていて、親子でくつろげる空間。親子トイレや授乳室も備わっているので、安心して使うことができます。毎月、第2土曜日10時半から「おはなし会」を開催。パネルシアターや紙芝居、腹話術など、毎回楽しい企画がされているので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
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