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株式会社豆愛【旧 三好食品】

5代続く、こだわりの老舗豆腐店

※三好食品は、令和4年11月24日から「株式会社 豆愛(まめあい)」に社名変更し、工場も移転となりました。じっくりと時間をかけ、手造りで仕上げる愛情たっぷりの豆腐に変わりはありませんので、より一層のお引き立てをお願いいたします。

大正8年(1919年)創業の老舗豆腐店「株式会社豆愛」。
100年を越えて地元に愛され続ける豆愛のこだわりは、愛媛県産の大豆を100%使用していること。そして、どの豆腐も大豆を多めに水を少なくしているので豆乳濃度が高く、より大豆の味を楽しめる濃い豆腐を作っていること。

現在は令和3年に代変わりしたばかりの若き5代目が、更においしい豆腐を作ろうと日々研鑽されています。

全国的にも後継者不足に悩まされている豆腐店が多い中、豆愛は兄弟4人中3人が先代から豆腐作りを学び、今も携わっているという稀なお店。

「お客さまから『近所のスーパーに置いてない』という声をよくうかがいます。もっと生産量を上げて、市場開拓もすすめていきたい。まずは、うちの豆腐のファンだという皆さんに、手軽にお買い求めいただけるよう努力しています。」と語る5代目。

「地元企業が元気なら地域も明るくなる。若い世代で伊予市を盛り上げていきたいですね。」と意欲的です。

初めての食感、自慢の「ぶっかけおぼろ豆腐」

今や豆愛の看板商品となった「ぶっかけおぼろ豆腐」は、先代と5代目が「今までに食べたことがないような豆腐を作ろう」と思い立ち、高濃度の豆乳と特殊なにがりで試作を始めました。

2年間、来る日も来る日も豆乳濃度やにがりの配合を微妙に変えて試しましたが、思うような食感に至らず失敗続き。もうやめようと何度も思った末に、ある日突然、最高の状態のおぼろ豆腐ができたそう。

 

職人の根気と技から生まれたこの逸品は、優れた伊予市産品に与えられる「ますます、いよし。ブランド」に認定されています。

大豆の選別からはじまり、じっくりと固めるために丸1日をかけて冷やし込み、製造に2日間かかる「ぶっかけおぼろ豆腐」。

 

口に含むと、なめらかなムースの様に溶ける絶妙な口当たり。大豆の甘味と香りが口いっぱいに広がります。

まず、4代目のおかみさんに教えてもらったのは、ご飯の上にかけて丼でいただく方法。意外ですが、大豆の味が凝縮された豆腐だからこそできる食べ方です。夏の暑さで食欲の落ちた時など、するすると食べられます。

 

冬におススメの食べ方は、5代目の奥さんが教えてくれました。耐熱皿にふたを取った「ぶっかけおぼろ豆腐」を逆さに置いたら、容器ごと電子レンジで1分程過熱します。容器を取り、タレをかけて更に1分半加熱すると、ねっとりトロトロ、まるで豆腐のスープのようになるのです。

その味は、濃厚さが増しクリームチーズのよう。表面にうっすらと張った湯葉のプリプリ食感も楽しめます。他にも、甘みが強いのではちみつやジャムをかけてスイーツとして食べることもできるそう。

昔ながらの手づくりの製法がおいしさの秘訣

ゴミなどの異物が入っていないか入念にチェック

かたわらで豆乳を木べらでかき混ぜていた先代のご主人。今も現役で、もう40年以上豆腐を作り続けています。

「昔はこの木べら1本で、豆腐を作りよった。職人の世界は厳しいけん、手取り足取りで教えてもろたことなんかない。自分で、おやじの背中を見て勉強しよった。まあ、うちは子供らががんばってくれよるけん、頼もしいわい」と、誇らしげに木べらを持ち上げてにっこり。

そんな風に受け継がれた手作りへのこだわりは、豆愛の豆腐のラインナップから伝わってきます。

ひとつひとつ手作業で、丁寧に焼き目をつけていきます

例えば、「焼き豆腐」。一般にはバーナーで直火焼きしたものが多い中、豆愛では鉄板で手焼きをしています。鉄板で焼くことでうま味が逃げず、焼き目も香ばしく仕上がるのだとか。

お箸でしっかりと掴めるほど固い昔ながらの木綿豆腐「昔とうふ」は、大豆の風味が濃く、湯豆腐にぴったり。

市内の飲食店でも、豆腐や揚げは豆愛じゃないと、という声を聞きます。中華そばで有名な朝日屋食堂は、いなりや五目そばに使う揚げを、五色浜の観月いもたきでは厚揚げ、ちゃんぽんのお店みかさでは、おでんに厚揚げを使用しています。

住所 伊予市下吾川1862-1
お問い合わせ 089-982-0422
営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
駐車場
サイトURL https://miyoshi-syokuhin.net/

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