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陶房kibi

砥部焼を独自のデザインで形にする陶房kibi

佐礼谷の山々に囲まれた一軒の軒先に、お茶碗がデザインされたおしゃれな看板が掛かっています。ここは砥部焼の器を作る「陶房kibi」。

とはいうものの、工房の入口に並んでいる器たちは、砥部焼と聞いて思い浮かぶ、白地に紺色の絵付けがされたものとはイメージがまったく違います。こげ茶色や黄土色と素朴な色合いなのに、シャープなデザインがマッチする、不思議な風合い。「器には地元にある土を使おうと砥部の土を使っています。砥部焼っぽくない砥部焼が陶房kibiならではです」とおっしゃる梶原さん。


白磁の砥部焼らしい器も伝統的な文様ではなく、動物や昆虫のイラストが施されたシリーズで展開するなど、他にはない味があります。

「生活に欠かせない器ですが、使いようで表情が変わる。ぜひ器使いを楽しんでもらいたい。ずっと身近に置いて触れていたくなる愛着のあるもの、そんな風にkibiの器が、みなさんのお気に入りに仲間入りすればいいなと思っています」。

きっかけは小学生の頃の陶芸体験

梶原さんが陶芸家を目指したのは小学生の頃。同じく佐礼谷に工房を構える「佐礼谷窯」での陶芸体験がきっかけでした。

モノを作ることも壊すことも大好きだった少年が、陶芸を職業にしようと決めたのは中学2年生のとき。周囲からは反対の声もありましたが、根拠のない自信を胸に専門学校の陶芸コースに進学。卒業後、砥部焼観光センターに勤めながら腕を磨き、2017年に独立しました。

 

 

 

 

日々、数種類あるシリーズものをブラッシュアップしつつ新しいものにも挑戦しています。今、試しているのは、貫入(釉薬がヒビのような状態で固まること)をデザインとして活かす技法だとか。

「もっとアート性を出して主張する器を作りたい。実用と鑑賞を兼ねる、作家ものの器の魅力を出していきたい」。この器なら、この料理をこう盛り付けたらステキ、と思わせる説得力のある器作りがしたいと語ります。

子どもとコーヒーをこよなく愛する陶芸家

子どもが大好きな梶原さん。陶房kibiでは、子ども食器も作られています。

また、直接陶芸に触れてもらう手びねり体験も受け付けています。手びねりだから不器用でも大丈夫。小さなお子さまも、粘土遊びの感覚でオリジナルの器や置物を作れます。「子どもたちに陶芸の楽しさを伝えていきたい」と幼い頃体験し感動した陶芸を、今度は自身の手で伝えられています。
※現在、「手びねり陶芸体験教室」はお休みしております。悪しからずご了承ください。

そして、「将来は、自分の作った器で料理を提供するお店も出したいと考えています。料理は奥さんと母親が頼りですが」とおっしゃる梶原さんは、自分で焙煎した豆を挽いて、ハンドドリップのコーヒーをご馳走してくれるほどのコーヒー好きでもあります。もちろんドリッパーも砥部焼の手作りでした。

住所 伊予市中山町佐礼谷甲414-1
お問い合わせ 090-5278-2492
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜日 
駐車場 2台(無料)
サイトURL https://www.facebook.com/kajiwara.eisuke/
その他 ※納品等で留守の場合があります。ご来店前にお電話でご確認ください。
※陶房kibiの器は、道の駅なかやま「クラフトの里」、砥部焼観光センター炎の里(伊予郡砥部町千足)、砥部焼伝統産業会館(伊予郡砥部町大南)、みつうつわ(松山市住吉)、うつわや独歩(松山市柳井町)などでもお求めいただけます。

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