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国道56号沿い、向井原交差点の東角に佇むおしゃれなグレーの建物。ここは、ランチで人気の洋食店「kitchen ichi-nichi（キッチン　イチニチ）」。伊予市出身のオーナーシェフが、地元の方たちにくつろげる空間とおいしい料理を提供したいと始めたお店です。

天井が高く開放感のある店内は、白を基調に、自然光をふんだんに取り込んでいて安らげる空間になっています。

各種媒体で紹介され、SNSでも話題になっているメニューは、開店当初から提供されている「ハンバーグオムライス」。オムライスの上に大きなハンバーグが鎮座するビジュアルは圧巻です。

ハンバーグの上からたっぷりとかかった、ソーセージや野菜をデミグラスとトマトソースで煮込んだ「特製チポラタソース」は、濃厚だけどトマトの爽やかさが感じられ、ボリューム満点のメニューながら、すんなりお腹に収まります。

オーナーシェフにおすすめのメニューを尋ねると、「全部おすすめなんだけど…」とのお返事。

代わりに、「特別なレシピや高級食材なんかはないけれど、食材の下処理から全てを丁寧に作ることにこだわっています。食べてもらうお客さまのためには当たり前のことですが、細かなところまで丁寧に作ることで、おいしい料理を低価格で提供できますから」という、シェフのこだわりを聞かせてもらいました。

このこだわりと確かな腕が絶品料理を生み出し、お客様の一日を幸せにするのかも知れません。

お子さま連れのご来店も多い「kitchen ichi-nichi」。そこでお子さまも喜ぶメニューをご紹介。
「ハンバーグステーキホイル包み焼き」は、パンパンにふくらんだホイルのまま提供されます。
 
ナイフとフォークで開く瞬間のわくわくや、蒸気に包まれながら現れるハンバーグと彩りよく並んだ野菜たち、目でも楽しめるメニューです。

驚くのは、ランチタイムのメニューの多さ。「ハンバーグステーキ　ホイル包み焼き」や「牛フィレステーキ＆エビフライ」など7種類に、週替わりランチを加えた計8種類の中から選べます。さらに、11種類あるパスタメニューから選んだ1品にサラダ、パンが付く、パスタランチなるものも。

つまり、ランチメニューは19種類にも及びます。「お客さまに、選ぶ楽しさを提供したい」というオーナーシェフのもうひとつのこだわりです。確かに、毎回何を注文するか悩みますが、それもまた楽しみの一つです。

また、メニューの中に「＆」が多いことにもご注目。例えば、ステーキ＆ドリア、ハンバーグ＆グリルチキンなどなど。

パスタにドリアやラザニアなどがペアになった「デュエットパスタ」もそうですが、1つの注文で2つのメニューが楽しめるものが多いのです。ここにも、「お客さまを喜ばせたい」というオーナーシェフの心配りが感じられます。

メニュー内容は旬の食材によって変化するので、季節ごとのメニューを味わいに通ってもらいたい洋食店です。