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県道23号伊予川内線沿い、辺りには田畑が広がるのどかな南伊予地区に「CAFÉ JEUX DE MUSIQUE（カフェ・ジュードムジーク）」があります。こちらで提供されている「ぐりとぐらのスフレパンケーキ」が、SNSなどで評判を呼び、今や予約しないとなかなか味わうことができない人気メニューになっています。

ある日、メレンゲベースのふわふわなパンケーキを食したお客さんから、「懐かしい。子どもの頃に絵本の中で見たものが、現実に出てきたみたい」と言われ、「ぐりとぐらのスフレパンケーキ」と命名したそう。スフレケーキを焼いたスキレットを年輪のプレートの上に載せて森の中を表現するなど、おしゃれな演出がたまりません。

スフレケーキは、きめ細やかな生地が、口に含んだとたん溶けてなくなるほどフワフワ。このフワフワ感、ぜひとも焼き立てで味わってほしい逸品です。素朴な甘さなので、添えられたアイスや生クリーム、メープルシロップをトッピングして、お好みの食べ方で楽しんでください。

「JEUX DE MUSIQUE」はフランス語で『音で遊ぶ』という意味だそう。オーナーは、以前松山市内で中古レコード・CD店を営んでいた方です。

店内には、お客様の会話を邪魔しないような、耳触りのいい音楽が流れています。オーナーが選曲し、プレイリストを作って流しているとのこと。壁に飾ってある名盤や中央に鎮座するレトロな手回し蓄音機に、オーナーの音楽愛を感じます。

また、ここはランチも密かに人気。

食材は、産直市で毎朝仕入れる新鮮な野菜や地元養鶏所の卵など。お米も地元の農家さんからと地産地消の徹底っぷり。更なるこだわりは、全てノンフライ調理であることです。スチームコンベクションオーブン（熱風と蒸気で食材を加熱する調理器具）で作られたメニューは、ヘルシーかつうま味が凝縮しています。

心地いい音楽と体に優しいランチを、おしゃれな空間でいただいて、心も体もリフレッシュしてください。

オープンから変わらない味のオリジナルブレンドは、グァテマラ・コロンビア・ブラジルの豆をブレンドし自家焙煎した、香りとコクを重視した味わいのコーヒーです。

このコーヒー豆は200ｇから販売しています。お好みの挽き目で挽いてもらうこともできます。

そしてもうひとつの人気メニュー、それはプリンです。やや小ぶりで、卵の香りとほろ苦いカラメルがマッチする定番のプリン。季節によって旬の果物を使用し、盛り付けが変わるとか。

残暑厳しいこの日は、ゴールドキウイとブドウがそっと添えられていました。