犬寄峠の黄色い丘 - 伊予市色々|愛媛県伊予市観光公式Webサイト MENU CLOSE

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スポット情報

犬寄峠の黄色い丘

黄色い丘は幸せの色

毎年3月に「ミモザまつり」が行われるほど、ミモザも咲き誇ります

春、犬寄峠にある約2ヘクタールの丘が菜の花の黄色に染まります。

さかのぼること2012年、黄色い丘管理人の松浦さんは、地域活性化のために何か人を呼び込む仕掛けができないものかと考えていました。そこで、もとはミカン畑だった耕作放棄地を開墾し花畑とすることに。

もともと咲いていた菜の花を見て、市花であること、黄色い花が幸せをイメージさせること、なにより黄色は目立つ!と思い、一面に菜の花を植えました。
2年かけて整備した黄色い丘は、3年目の2015年春には菜の花でいっぱいに。佐礼谷の「黄色い丘」として、噂が噂を呼び、今ではピーク時で500人の人出があるとか。

花の種類も増え、蝋梅、ミモザ、山吹、ミツマタ、トサミズキ、レンギョウ、黄水仙、黄色いユリ、ハマボウなど見事に黄色い花ばかりのラインナップで来訪者を楽しませてくれます。

秋は渡りをする蝶「アサギマダラ」の休憩地に

秋になると、黄色い丘はコスモスが咲き誇ります。このコスモスも、黄色い花が咲く品種を植えているとか。

そしてもう一つ話題になっているのは、秋から冬にかけて日本列島を2,000㎞以上南下する、渡りをする蝶「アサギマダラ」が多く飛来することです。

松浦さんが飛来を期待して、アサギマダラの好むフジバカマの花を植えたところ大当たり。2016年の初飛来から毎年観察でき、蝶好きの皆さんに好評な撮影スポットになっています。

 

他にもおススメのポイントはあるかと聞いたところ、山間に夕日が落ちる絶景スポットを教えてくれました。

丘の休憩所から双海町方面を見ると、山と山の間に伊予灘の海が少しだけ見える箇所があります。この小さな海に2月下旬と10月下旬、5日間だけ夕日が沈む様子が見える期間があるそうです。

もちろん天候なども関係するので、その景色に出会えた方はかなりの幸運の持ち主といえます。

ステージも休憩所も手作り感満載

黄色い丘では、手作りイベントも多数開催しています。菜の花まつり、イヨミモザまつり、梅の収穫祭、野外コンサートに、ホタル鑑賞会、星空観察会など。どれも、来てくれた人に喜んでほしい、そしてまた来てほしいという思いがつまったイベントです(イベント等の詳細情報は、フェイスブックをご覧ください)。

現在、菜の花が見頃の3月と、アサギマダラが飛来する10月の土・日・祝日に、農家レストラン「佐礼もん茶屋」でランチの提供(要予約)をされていますが、今後は、食事や地元産品の買い物もできる、ふるさと市のようなこともやってみたいそう。

訪れた人の笑顔がパワーの源だという松浦さん。後継者不足は悩みの種ですが、黄色い丘をもっとステキな場所にするべく、また新しい花の種を蒔いていました。

住所 伊予市双海町上灘2058
お問い合わせ 080-5664-2327(松浦)
料金 無料
営業時間 散策自由
定休日 無休
駐車場 50台(無料)
サイトURL https://www.facebook.com/saredaniyellowhill/
その他 ※街灯などはありませんので、夜間の散策はお気を付けください
※イベントなどステージの貸出しも行っています(電気を使用する場合は電気代1,000円のみご負担いただきます)。お気軽にご相談ください。
※ペット連れOKですが、フンの始末やリードを外さないなど、マナーを守って散歩してください。

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