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お好みの「じゃこ天」を見つけよう

  • 2023年11月21日

伊予市双海町。この小さな町に、
実はじゃこ天を販売しているお店が4件もあります。
味も形もそれぞれ。お好みの味を探してみてください。

伊予灘の新鮮な小魚をまるごと味わえるじゃこ天

じゃこ天は、エソやホタルジャコ、アカメ、アジ、ボラ、タイなどの小魚を、皮や骨ごとすりつぶし、平らに成形して油で揚げた、愛媛県の郷土料理です。主に、愛媛県南予地方を中心にかまぼこ店が製造販売していますが、伊予市では双海町の皆さんが販売しています。今回は、5店舗あるじゃこ天販売所をご紹介します。それぞれに個性のあるじゃこ天を食べ比べて、お好みの味を見つけてみませんか。

下灘のじゃこ天は、なんとハモ入り

下灘漁業協同組合の漁師の奥さんが集まって運営している、「夕焼けぴちぴち市」。こちらのじゃこ天は、高級魚と言われるハモが入っています。実は、双海町下灘にある豊田漁港は、水揚げ量全国トップクラスを誇るほどハモ漁が盛んなのです。

ハモのすり身が入っているため、少し肉厚で、ふわふわと柔らかい食感。土曜日・日曜日の営業日には、遠方から買い求めに来る常連さんが後を絶ちません。

地元に愛され営業再開、3人のおばちゃん達

改修工事前のふたみシーサイド公園で令和元年まで、上灘漁協女性部加工部としてじゃこ天を販売していたおばちゃん達。ハート型のじゃこ天や、すり身を餃子の皮で包んで揚げたUFOじゃこ天などで話題を呼び、大人気のお店でした。

さまざまな困難を乗り越え、令和3年7月に有志が「ふたみじゃこ天」をオープン。昔ながらの常連さんで賑わっています。

気温や湿度に気を使い、その日の天候に合わせ長年のカンで氷や塩加減を微調整するじゃこ天は、いつも変わらぬ美味しさ。魚そのもののうま味がぎゅっと詰まっています。

じゃこ天を食べてSDGsを達成しよう

伊予灘を臨む双海町では、ハモやタイなどがよく獲れますが、漁師さんの網には一匹では商品にならない小魚(いわゆる雑魚)もたくさんかかります。一説には、じゃこ天の「じゃこ」は雑魚(ざこ)が転じたものともいわれています。
どんな魚も余すところなく利用し、おいしく加工されたじゃこ天。SDGsの12番目の目標「つくる責任つかう責任」につながる食品ロス削減になります。更に、カルシウムやミネラル、ビタミン類が豊富で栄養価が高くヘルシーなじゃこ天は、SDGsの3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」にも当てはまります。

魚屋さんが作るじゃこ天は無添加が売り

国道378号線沿いに店舗を構える「大崎商店」は、伊予灘で水揚げされた新鮮な魚を提供する魚屋さん。

こちらのじゃこ天の特長は、無添加であること。合成甘味料や保存料は一切使わず、卵や小麦粉などのつなぎも使われていません。

魚と塩・砂糖のみで作るじゃこ天は、少しじゃりじゃりとした食感で、口に含むと魚をまるごと食べているような素朴なおいしさです。

その日その日に仕入れた新鮮な魚で作るため、日ごとに弾力や風味は異なりますが、魚好きにはたまらない1枚です。

ふたみシーサイド公園のテナントにも

ふたみシーサイド公園「道の駅ふたみ」のテナント広場、海風ごはん通りなだなだにある「揚げもの一番」では、じゃこ天の元祖ともいえる南予地方から取り寄せたじゃこ天を販売しています。

こちらのお店は、注文を受けてから揚げるテイクアウトの揚げ物専門店。アツアツ揚げたてのじゃこ天を味わえます。じゃこカツやコロッケも人気です。

伊予市双海町にある、5種類のじゃこ天をご紹介しました。ぜひ食べ比べて、あなたのお好みの1枚を見つけてください。

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