まんじゅう屋 久保
代表銘菓「中山まんじゅう」
まんじゅう屋久保は、先々代が北九州市小倉の八幡でまんじゅう屋を開業、しかし、第二次世界大戦末期に空襲を逃れるため中山町に疎開、戦後の混乱を乗り越え、昭和23年に改めて中山町で創業となりました。現在は三代目の店主が、伝統の味とこだわりの製法を守っています。
創業当初からの看板商品である「中山まんじゅう」は、蒸しパンのようなふっくらと柔らかい生地で、厳選された北海道のうずら豆を使った自家製こしあんを包んだ、昔なつかしい素朴な味わいのお菓子です。
栗がまるまる1粒入ったおまんじゅう
店頭には、中山町特産の栗をふんだんに使った和菓子が勢ぞろい。栗タルト、栗もなか、遊栗まんじゅう、中でも、栗がまるまる一粒入ったまんじゅう「栗千樹」は、平成30年に「ますます伊予市ブランド認定品」に選定されました。
「栗千樹」は、店主が父親である先代と共同で作り上げた和菓子。伊予市から特産である中山栗を使った和菓子の開発を依頼され、先代の新しいことにチャレンジする精神から、大粒が特長の中山栗をまるごと入れるという初めての試みがなされました。
長さ10cm程のずっしりと大きな「栗千樹」は、しっとりとした皮と黄身あんで栗を包んだ逸品。いつも購入されている老夫婦は、「ひとりじゃ食べきれんけん」と、仲良く「半分こ」されているそうです。
※「栗千樹」は、「ますます、いよし。ブランド」に認定されています。
詳しくは伊予市ホームページの「ますます、いよし。ブランド」ページをご覧ください。
https://www.city.iyo.lg.jp/keizaikoyou/citybrand/index.html
素材も確かなヨモギカステラ
カウンターの上は、しょうゆもちや六方焼など和菓子の定番が並んでいますが、その中に、隠れた名品「よもぎカステラ」があります。このカステラには、奥さまの実家が有機無農薬で栽培しているヨモギを使用しています。
「出所が分かっているから信頼できるし、安心して使えるでしょう。」と店主。
また、ヨモギは食物繊維や浄血効果のあるビタミンKを多く含み、体を温める効果があるなど美容・健康に最適な和製ハーブ。3月下旬から5月にかけて丁寧に手摘みされたヨモギを練り込んだカステラは、爽やかな風味を楽しめます。
住所 | 伊予市中山町大字出渕2-127-8 |
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お問い合わせ | 089-967-0063 |
営業時間 | 7:00~19:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 2台(無料) |
サイトURL | http://www.manjuuya-kubo.jp/index.html |